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El Obraje Natural Gesha

El Obraje Natural Gesha
2020-02-25 Miyuki Ito

El Obraje Natural Gesha

ゲイシャ品種によく見られる繊細さと白い花の香りの他、桃、ブラッドオレンジ、ラズベリーの風味と程よい酸味が特徴です。

今月皆さんにお届けするのは、コロンビアはNariñoから、極めてユニークな環境のもと栽培されたコーヒーです。このコーヒーが栽培された農園、Hacienda El Obrajeは、なんと海抜2200mものところにある谷に位置しています。その農園の生産者であるPablo Guerreroがその地に初めてコーヒーの木の苗を植えたのは、2000年、それまでにいくつかの別の作物の栽培を試すも失敗が続いていた時でした。El Obraje農園では、りんごなどの生鮮製品を育てるのが困難であったため、コーヒー栽培を試してみることにしたそうです。以降、農園では栽培したコーヒーを地元のウェットミルに売っていましたが、2009年、Pabloは自分用のウェットミルを建設し、以降はスペシャルティコーヒーの生産に集中するようになっていきました。

これほど緯度の高い場所にあることは、コーヒー栽培がうまくいくことを必ずしも意味していません。幸いにも、コーヒーの木はそのような微気候の下しのぎ耐え、今日では、El Obraje農園はそのあたりの地域で最も質の高いコーヒーを生産する農園にまで成長しました。しています。コロンビアのこれほど標高の高い場所でコーヒーを育てるということは極めて稀なことなのです!

このコーヒーは、もともとPabloが2011年にパナマから持ってきたゲイシャ品種です。El Obraje農園で育つその他のコーヒーと同様、ゲイシャの実の熟成度はBrix測定器で厳密に管理され、ロットごとのコーヒーの実の成長度合いの違いも記録されます。その後、効率性を追求し、コーヒーの実の摘み取り方についての計画が立てられます。El Obraje農園では、収穫した実は袋の中で約20時間寝かされます。その後、ナチュラルプロセスで精製される分が選別され、アフリカ式の高床の上で乾燥されます。乾燥時間は気象条件に基づいて調整されますが、たいてい、自然乾燥では約30日が目安です。

このコーヒーについての詳細情報はこちら

農園:Finca El Amparo
生産者:Reginaldo Castellano
地域:La Tablazon, Nicaragua
標高:1400 masl
品種:Maracaturra
精製方法:Extended fermentation (Bridazul会社による)

 

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