Roasters
SLURPと提携する焙煎家の数はすでに約20あります。
さらにおいしく、そしてより持続可能なコーヒーをあなたにお届けできるよう、フィンランドはじめ世界各国から熟練焙煎家を常に探し求めています。

Caffi
2011年、Petri Nieminenと奥さんのMiaによってLahtiで創業開始。当時、豊富な種類のコーヒーがまだ市場に出回っていないことに気づいたPetriが、コーヒーへの情熱と起業の夢を共有する奥さんとともにコーヒー焙煎への道へ突き進むことになりました。Caffiのこだわりは、個性あるコーヒー豆それぞれに焦点あて焙煎することと、特定の味よりも全体としての味のバランスを求めること。ロースタリーの他、チョコレートのお店も数店舗持っています。

Café Nazca
2017年、Kuopioで創業開始したロースタリー兼カフェ。創業者のKarla Georgina Harzdorfのこだわりは、少数の農家と親密に付き合い、生産過程に透明性のある最高品質コーヒーを、農家から直接消費者のカップに届けること。Nazcaという名前は、ナスカ人が何千年も前に宗教的儀式のために描いたことで有名なナスカの地上絵があるペルーの砂漠の近くにある村の名前に由来しています。

Cafetoria Roastery
2002年、ペルー人のOre夫妻が創業開始した、ラテンハート溢れるこだわりロースタリー。フィンランドで最も古いマイクロロースタリーの1つで、環境的にも社会的にも持続可能なコーヒーにこだわりを持ち、提携するコーヒー農家とも緊密な関係を保っています。Cafetoriaのモットー、「あなたがコーヒーを選んだのではない、コーヒーがあなたを選んだのだ」は、彼らのコーヒーに対する情熱と愛を表現していると言えるでしょう。

Helsingin Kahvipaahtimo
2011年、Benjamin Andbergによって創業開始。幼少の頃からコーヒー魅せられていた彼は、何年間にも渡って焙煎の腕を磨き、「失敗は成功のもと」という言葉を胸に、ついに情熱を仕事に変えることを決意。生産者から直接コーヒー豆を買うことによって、倫理的でエコロジカルな行動をとっていることはもとより、農家との関係を維持し、彼らの生活と労働状況の改善に寄与しています。NY Timesでは、ヘルシンキで訪れるべき5つの場所の1つに挙げられています。

Holmen Coffee
2008年、フィンランドで焙煎されるコーヒーに見られるフルーティで酸味のある風味と、ヨーロッパ大陸で親しまれているマイルドで飲みやすいコーヒーの風味とを合体させるというビジョンのもと、誕生。モットーは、「さらに口当たりの良いコーヒーへ 〜情熱とともに〜」。”Holmen”(諸島)という名前は、彼らが初めて挑戦した焙煎はフィンランドの諸島で行われたことに由来しています。こだわりは、マイクロロットの高品質の豆と豊かな風味、そしてすべてを愛情込めて手作業で行うこと。

Inka Paahtimo
Pamela Aranciaga Mauricioがデンマークで大学生の時、友達が淹れたくれたコーヒーのその柔らかく濃厚な風味に魅了されたこと、フィンランド人のコーヒーへの情熱、そしてペルー人としてルーツが合わさり、2015年に創業開始。ペルーでのボランティア中、Pamelaと夫は、公平で倫理的に生産されたコーヒーが生産者にとって多大なインパクトをもたらすことに気づき、今では夫婦で高水準かつ自然への敬意を払って生産されたコーヒーを取り扱っています。

Kaffa Roastery
2009年、コーヒーチェーン店の経営をともに志す2人の学生Svante HampfとBenjamin Andbergは、品質の十分高いコーヒーを見つけることが難しい現実にぶつかり、高品質でおいしいコーヒーを自分たちで焙煎することを決意し、焙煎を開始。Kaffaでは、素晴らしいコーヒーは過程がすべてであると知っています。それぞれのコーヒーが持つ独特の風味を引き出すこと、そして倫理的でトレーサブルなコーヒーを生み出すことが目標。2017年、フィンランドのベストカフェ、そして2番目にベストなロースタリーに選ばれました。

Kahiwa Coffee Roasters
2016年、フィンランドのLahtiで創業開始。ローストマスターであるJoonas Reinikainenが初めてコーヒーの世界に触れたのは、ケニアにある、Joonasの祖父母の友達が経営するコーヒー農園を訪れた時でした。しかしそれは同時に、コーヒー農園における倫理的な問題を突きつけられた時でもありました。その経験を経て、現在では、仲介者を介さない直接輸入にこだわっており、Kahiwaのコーヒーの倫理的側面に対する配慮はそこかしこに見られます。

Kahwe
もとはシェフだったKahweのローストマスター兼CEOであるJoel Marttalaは、約7年間のバリスタとしての経験を経て、2013年に本格的にコーヒーの道へ進むことに決めました。TampereのHatanpäにあるKahweでは、価値、透明性、そしてコーヒー生産者への利益を最も大事にしています。季節ごとに変わるコーヒーセレクション、限定のコーヒー豆の取扱、そして浅煎りから深煎りまで焙煎できる技術は、彼らの強みと言えるでしょう。

KeaKoffee
2012年、フィンランドへの愛を追いかけPorvooでカフェを立ち上げたJordan Wills。常により良いものを求める彼の姿勢が、その後、コーヒーの生産と焙煎に彼を向かわせていきました。責任を持ってコーヒーを栽培する小さな農家と出会い、2015年、KeaKoffeeの創業を開始。愛情を込めてコーヒーを栽培する農家、完璧な焙煎を追い求める焙煎家、コーヒーの魅力を最大限に引き出すバリスタ、そしてそのコーヒーを楽しむ人。ここではコーヒーを、コーヒー生産におけるすべての過程が集結した、創造的な表現の一体型とみなしています。

Lehmus Roastery
2016年、Lappeenrantaの5人の革新的な若者によって創業開始。彼らが焙煎するコーヒーにはすべて、Lappeenrantaの各所の名前がつけられているのが特徴。Lehmus(シナノキ)という名前も、Lappeenrantaに多く生えている木の名前に由来しています。核にあるのは、遊び心と少しの自虐。また、彼らが当初からこだわってきたものの1つに、それぞれのコーヒーに”自慢度”をつけるというのがあります。2017年4月のHelsinki Coffee Festivalでは、投票によってフィンランドのベストロースタリーに選ばれました。

Mokkamestarit
1990年創業の、フィンランドで最も古い歴史を持つロースタリー。コーヒーセレクションは幅広く、シングルオリジンコーヒーから、コーヒーブレンド、そしてフレーバーコーヒーにまで渡ります。Mokkamestaritの焙煎工場も見事で、フィンランド国内でも5本の指に入るほど。創業以来、Mokkamestaritブランドは、ロースタリーの他、フィンランド全域での卸売、コーヒー専門店、カフェ、お茶専門ブランド、Coffee Schoolなど、幅広くその名を広め、成長してきました。

Mokkapuu
Tanja AnttilaとTuomas Sandroosによって2014年創業。始まりは、2人がKustavi諸島で趣味として楽しんでいた、ガレージでのコーヒー焙煎でした。主なアイデアは、コーヒーは注文ごとに焙煎され、コーヒー豆はすべて認定を受けているというもの。消費者にコーヒーのオリジンを明らかにすることと、肯定的な影響をコーヒーの生産国に与えることにこだわっています。また、彼らは間接的にコーヒーとカカオ農業に携わる人々を増やすことによって、原材料生産国で持続可能な発展を促すことを手助けし、また、タバコとアヘン農業を減少させることに寄与しています。

Kaffe Obscura
プロの写真家として長い経歴を持つLasse Wuoriによって創業開始した、ヘルシンキにあるロースタリー。写真家を退職後、趣味としてスタジオの一角で焙煎を楽しんでいた彼の腕は上達し、気がつけばビジネスとして利益を出せるほどに。そして何と言ってもKaffe Obscuraと言えば、焙煎機のロールス・ロイスと呼ばれる、Loring焙煎機。現在のところフィンランドにはこの1台しかないとのこと。取り扱う豆は、オリジンについて徹底した情報を提供する卸売業者から入手。

Pirkanmaan Paahtimo
2017年、TampereでTeijo Villaによって創業開始。スペシャルティコーヒーの世界へ一歩足を踏み入れると、彼の興味はその生産過程に自然に向いていったそう。透明性と品質にこだわるこのロースタリーでは、コーヒーはすべてテスト焙煎により彼が求める品質基準に合うかどうかが見極められます。コーヒーの風味はチョコレート、フルーティ、シトラスなど豊富。2017年のフィンランド独立100周年記念コーヒーを彼らが手がけたことから、どれだけ人々に愛さているかが伺えます。

Punainen Kirahvi
2013年、コーヒーに情熱的な2人の男性によって創業開始。当初から完璧なコーヒーを追い求めてきた彼らは、スペシャルティコーヒーにこだわり、注文を受けてから焙煎します。公平な売り買いを大事にする彼らは、フィンランドで求められる基準より多くの金額を農家に支払っていますが、農家にとって多大なお金がかかる認定を持つコーヒーはまだ扱ってはいません。焙煎のこだわりは、コーヒーを飲むだけでそのコーヒーのオリジンが分かるようにすること。

Rock Paper Scissors
2017年Kuopioで創業開始。ローストマスターであるJesse Parkkaliのコーヒーへの興味は、10年前にモカポットでコーヒーを楽しんでいた頃から次第に大きくなっていきました。そんな時、Kuopioに新しくできたビール醸造所を見つけたJesseは、ビールが彼の2番目の興味であることも手伝い、その醸造所とコーヒーロースタリーを合体させることを実現させました。RPSでコーヒー豆の選別時に大事にしていることは、価格面で少しでも手が届きやすいようにすること、そして希少なコーヒーでセレクションを拡大させることです。

Roger’s Coffee
2015年、Roger Snellmanによって創業開始。奥さんと一緒にコンセプトストアを作るまで、自宅のガレージでコーヒー焙煎をしていたという彼。今ではそのストアでは、夫婦が焙煎するコーヒーを販売しています。Rogerはロンドンにあるコーヒー卸売業者から、カッピングスコアが80以上の豆のみを仕入れています。こだわりは、ゆっくりと焙煎する方法を用いることによって、それぞれのコーヒーが持つ独特の風味を最大限に引き出すこと。

ROST & Co.
2016年にKaffecentralenというコーヒー関連会社によって創業を開始した新入りのロースタリー。コーヒーブレンドと、季節のシングルオリジンコーヒーの両方を販売しています。彼らが焙煎したFinca Montejoが2017年フィンランドで最高のフィルターコーヒーに選ばれたという意味で、かなり成功しているロースタリーと言えるでしょう。一番大切にしていることは、愛情を込めて焙煎すること。

Turun Kahvipaahtimo
2009年、Turkuにある家族経営のカフェで働く2人の兄弟によって創業開始。彼らを心底魅了する生豆しか焙煎しないほどのこだわり様。常在のコーヒーセレクションがないのも、丁寧に手摘みされた少量のコーヒー豆を厳選し焙煎しているから。焙煎の上で一番大事にしているのは、際立った風味。それゆえ浅煎りにこだわり、さらにそれぞれの豆の個性を引き出すように焙煎。彼らが焙煎したコーヒーはこれまで、2010、2012、そして2014年のフィンランドバリスタチャンピオンシップで優勝を果たしています。