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Shantawene Anaerobic

Shantawene Anaerobic
2021-11-25 Miyuki Ito

Shantawene Anaerobic

これまでスウェーデン、日本、イギリスから競技会クラスのコーヒーを送ってきたスラープ・レアですが、今回初めてドイツのロースターをご紹介できることになりました!

ドイツの首都であり、数々の有名なスペシャルティコーヒーのロースターがあることでも有名なベルリン。この街でも根強い人気を誇るロースター「19 grams」は昨年からスラープのパートナーとなり、ドイツのサブスクリプションのお客様にも上質なコーヒーを届けてきました。今回、スラープのパートナーとなっている約20あるドイツのロースターに声をかけたところ、19 gramsにはスペシャルティコーヒーの中でも特にハイエンドなラインナップがあることがわかりました。早速、サンプルを送ってもらったところ、私たちの心を揺さぶる素晴らしいコーヒーを見つけたのです。

このコーヒーは、エチオピアのシダマ・ベンサのシャンタウェーン村にあるガッタという単一農園で生産されています。標高2,120~2,210mにあるこの農園は、樹齢100年の自然林の中にあります。2013年に最初のコーヒーの木が植えられ、2017年には独自の乾燥ステーションが建設されました。たくさんの木陰と独自の生産施設を備えたガッタ・ファームは、今年私たちが味わったエチオピアのコーヒーの中でも最も素晴らしいコーヒーをつくりだしています。

この乾燥ステーションはガッタ・ファームだけでなく、周辺のコミュニティにも貢献しており、2020年には彼らのナチュラルプロセスのコーヒーがエチオピアのCOE(カップ・オブ・エクセレンス)を受賞しました。

このコーヒーは、複数のエチオピア固有種で構成されており、「heirloom」と呼ばれています。ユニークなところは、その一部がアラビカ種の初期品種であるTypica種に分離していることです。エチオピア産のTypica種はまだそれほど一般的ではなく、これがこのコーヒーの複雑で洗練された味を深めています。

ナチュラル・アナエアロビック(嫌気性処理)では、熟したレッドチェリーを手摘みし、水を張ったバケツに浮かべます。その後、甘くてフルーティーで複雑な特徴を出すために、密閉された発酵タンクに入れて必要な時間をかけて発酵させた後、乾燥用ベッドの上でチェリーのまま乾燥させます。温度と湿度の管理に細心の注意を払っているため、コーヒーは驚くほどクリーン澄んだ味を保っています。

トロピカルフルーツ、ブルーベリージュース、熟したイチゴの甘い香りが楽しめます。

農園: ガッタ・ファーム
農家:Assefa & Mulugeta Dukamo Korma
エリア:エチオピア、シャンタウェーン
標高:海抜2,120~2,210 m
栽培品種:Typica、固有品種
生産処理:ナチュラル・アナエアロビック

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