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コーヒーを淹れる

コーヒーを淹れる
2017-07-19 Nobuko Utsunomiya

コーヒーを淹れる 〜コーヒーメーカーをひもとく〜

コーヒーを淹れるというのは、コーヒー粉に含まれる成分をお湯の中で抽出するプロセスを意味します。コーヒーの淹れ方には様々ありますが、最も人気なのはフィルターペーパーを使ったドリップ方式です。これは伝統的なコーヒーの淹れ方でもあります。

近年では、様々な電動式コーヒーメーカーが市場に出回っている一方、手動でコーヒーを淹れることの人気も衰えることはなく、ますます人気になってきています。様々な種類のコーヒーメーカーについてはこちら

伝統的なコーヒーメーカーはフィンランドのほぼすべての家庭で見られる

フィンランドでは昔からフィルター式コーヒーメーカーでコーヒーを淹れるのが一般的であり、今でもそれは一番よく使われているコーヒーメーカーです。フィルター式コーヒーメーカーが最初にフィンランドにやってきたのは1912年でしたが、フィンランドのキッチンで実際に使われるようになったのは1970年代に入ってからでした。今では、フィンランドのどの家庭にもフィルター式コーヒーメーカーを見つけることができます。

コーヒーを淹れる儀式は、おもてなしのプライドと楽しみになり得る一方、オフィスで働く人のただの日課にもなりえます。フィルター式コーヒーメーカーでコーヒーを淹れのに、特別なスキルは要りません。いくつかの基本を押さえるだけで、おいしいコーヒーが出来ます。

brewing coffee

おいしいフィルターコーヒーの淹れ方

必要なもの:

  • コーヒーメーカー
  • コーヒー粉
  • スケールまたは計量器
  • フィルターペーパー

手順:

1.コーヒーメーカーに水を入れる。 このとき、水の分量を図るのにコーヒーパンを使うと、前回作った時のコーヒーから出た脂質がコーヒーメーカーに入ってしまうので注意する。

2.所定の場所にフィルターペーパーをセットし、ぬるめのお湯でフィルターペーパーを湿らす。これは、フィルターペーパーの匂いがコーヒーに移るのを防ぐため。フィルターペーパーを通った水を飲んでみると違いがわります。

3.コーヒー粉を計量し、コーヒーメーカーにセットする。フィルターコーヒーの場合、コーヒー粉6gに対し水100mlが最適な割合。(1,25lに対しては75g)。フィンランドで使われているメジャーは8gのものが多い

4.コーヒーメーカーのスイッチを入れ、コーヒーをドリップさせる。カップに注ぐ前にひと混ぜし、味のバランスを取るのがおすすめ。バランスを取るために、ドリップロックは使わない方がいい。

5.コーヒーは出来たてが一番です。時間が経つと、苦くなってしまいます。すぐにコーヒーを飲まない場合は、サーモスを使うのをおすすめします。

 

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