コーヒーメーカーには水に含まれる石灰かすや、コーヒーの脂質、色など様々な汚れが残ります。
ですが、お手入れはとっても簡単です!お家にあるものを使うだけでお金もかからずお掃除することができます。
コーヒーメーカーのお手入れはなぜ必要?
コーヒーメーカーのお手入れが十分でないと、せっかく美味しいコーヒーを淹れても、風味が損なわれ美味しくないコーヒーが出来上がってしまいます。
また、汚れたコーヒーメーカーではコーヒーの抽出に時間がかかりより多くの電力を必要とすることもあります。
黒ずみと脂質を取り除くには重曹がおすすめ
コーヒーの持つ豊かな香りは、コーヒー豆に含まれる脂質から主に形成されていますが、その脂質は、時間とともにコーヒーメーカーの中、特にコーヒーサーバーの中に蓄積されていきます。このため、コーヒーサーバーを定期的に手や食洗機で洗うことが大切です。コーヒーサーバーのひどい汚れには水と重曹がよく効きます。フィルターの汚れも重曹とスポンジでよく落ちます。
また、コーヒーを淹れる際、コーヒーサーバーで水を計量するのはおすすめできません。サーバーで水を計量すると、サーバーに残った脂質がコーヒーメーカの中に入り、脂質の悪循環です。もしそうなった場合でも、ある程度はスポンジで脂質を落とすことができます。
重曹で黒ずみと脂質を取り除く方法
- 水とティースプーン2、3杯の重曹をコーヒーメーカーに入れドリップさせます。
- この作業を、今度は重曹なしで重曹の残りかすがなくなるまで繰り返します。
重曹を使えばコーヒーメーカーの内部も、きれいに掃除ができます。重曹を水でペースト状にしたものを黒ずみ部分につけ、スポンジやブラシでこすると変色や脂質がとれます。重曹はコーヒーカップを掃除するのにも役立ちます。
石灰かすの除去にはお酢を
石灰のかすは、硬水の中に多く含まれ、時間をかけてコーヒーメーカーの中に蓄積されていきます。この問題には、石灰のかすを分解する役割を持つお酢が効果的です。
- 水とお酢を1:1の割合で混ぜ、コーヒーメーカーに半分くらいまで注ぎます。
- コーヒーメーカーのスイッチを入れ、液体の約半分ほどがドリップするまで待ちます。
- スイッチを切り、10〜15分ほどそのまま放置し、残りをドリップさせます。
- 洗浄後は、お酢の刺激臭を取り除くため、コーヒーメーカーの各パーツをよく洗うとともに、コーヒーメーカーの中にカップ3〜4杯の水を通します。
クエン酸も石灰のかすの除去に効果的
石灰のかすを除去するもう1つの方法は、クエン酸です。
- 1リットルの水に対しティースプーン約3杯のクエン酸を混ぜ、お酢の場合と同じ要領でコーヒーメーカーの中に注ぎ、スイッチを入れます。
- 半分ほどドリップし終わったところで、10〜15分ほど休ませます。
- クエン酸もお酢と同じように強い匂いを持っているため、最後にコーヒーメーカーの各パーツをよく洗うとともに、コーヒーメーカーの中にカップ2〜3杯の水を通しましょう。
1〜3ヶ月に1回は上記の方法でコーヒーメーカーをお掃除することをおすすめします。コーヒーを淹れる際にコーヒーサーバーで水を量るようなことはせず、また使用後は毎回きちんとコーヒーサーバーを洗いさえしていれば、お手入れは上記の頻度で十分です。
ぜひお試しください!
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