Bali Karana
ママレード、さくらんぼリキュール、プルーンの風味がするなめらかな味わいのコーヒーです。
SLURP rare第7回目は、Kopi Luwak(ルアック・コーヒー)の発祥地としても良く知られているインドネシアのバリ島のコーヒーをお届けします。Kintamaniという村から車で1時間半ほどかけてコーヒーチェリーをKaranaウェットミル精製場へ運び、そこでコーヒーの精製作業が行われます。スペシャルティコーヒーの品質鑑定の資格であるQグレーダーを持つRodney GlickとKadek Ediの2人の共同作業でコーヒーが作られ、「アジアで作られるコーヒーは品質が悪い」という間違ったイメージを変えるため、日々コーヒー作りに励んでいます。
このコーヒーは3つの品種から作られています。Catimor種のローカルバージョンであるKartika、地元で作られたアラビカハイブリッドのS-795、そしてさび病耐性が高くGeshaに似た性質を持つUSDAと呼ばれるアラビカ種。USDAは、1950年代にGesha地域のすぐ隣にあるエチオピアのMizan Tafariで収集されたためGeshaに非常に似た性質を持っていると言われています。
コーヒーチェリーはバトゥール火山の南側のKintamani村にあるいくつかの農園で作られました。この村は海抜1200-1350mのところに位置しています。夜中の気温は10度以下、昼間は25度というコーヒーの木の栽培に適した気候は、コーヒーチェリーをゆっくりと育て、その結果甘さが生まれます。
コーヒーチェリーの収穫後は、すぐにKarana精製場へ運ばれます。Karana精製場は海抜わずか600mの所に位置し乾燥させるのにぴったりの場所です。近くには観光地としても有名なウブドがあります。乾燥用ベッドの下でコーヒーチェリーを24時間ねかせ、その後コンクリートの上で22日もの間、太陽の下で乾かします。
生産国:インドネシア
農園:Karana
生産者:Kadek Edi
地域:Bali, Indonesia
栽培地標高(海抜):1300 m
品種:Kartika, S-795, USDA
精製方法:Natural
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